NetSuite_tips:標準機能の意外と活用されていない、知ってると便利な機能をご紹介します。
Webクエリとは?
- Microsoft Excelの機能でネット上にあるデータを解析し表として取り込む『Webクエリ』があります。
この機能を利用しNetSuiteと連携することで、NetSuiteを開かなくてもExcel上でデータを参照し、ボタン一つで最新の情報に更新することができるようになります。
Webクエリの設定(カスタマイズ)
今回は、顧客別注文書を例に手順をご紹介いたします。
1. メニューより「レポート」 > 「注文書」 > 「顧客別注文書」 > 「詳細をカスタマイズ」をクリック

2.「追加オプション」をクリック。

3.「WEBクエリを許可」にチェックを入れることで、Excel Webクエリを有効化

4.「保存」をクリック

Excel Webクエリの作成
1. カスタマイズしたレポートの右下部の「Excelボタン」をクリック。Excel Webクエリのダウンロードが開始

2. ダウンロードされたファイルを開き、データ接続を「有効にする」を選択

3. パラメータ値の入力で自身のアカウントのメールアドレスを入力
「この値/参照を今後の更新に使用する」にチェックを入れ、「OK」をクリック。

4. Excelにレポートが表示される

Excel Webクエリの更新
1. NetSuite上でレコードを変更(ここでは既存注文書の金額を変更)

NetSuiteのレポートで変更を確認
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↓※レポート画面の「更新」をクリックすると、最新のデータが表示される。

2. Excel Webクエリの「データ」タブにある「すべて更新」をクリック

3. Excel Webクエリの該当する値が更新される
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