NetSuiteで差し込み印刷を行う

NetSuite_tips：標準機能の意外と活用されていない、知ってると便利な機能をご紹介します。

はじめに

NetSuiteで管理している見積データや請求データなどを、独自のレイアウトで印刷する文書作成や印刷ができるといいなと思ったことはありませんか？

NetSuiteの「差し込み印刷」機能を利用することで、PDFの指定した位置にNetSuiteの情報を差し込むことができます。

本記事では、差し込み印刷機能の中でも需要が多い見積書の作成方法を詳しくご説明しています。
アイデア次第で様々な活用ができるのでとても便利な機能なので、ぜひ参考にしてみてください。

差し込み印刷とは？

• 差し込み印刷とは、例えばラベルやはがきをエクセルなどで作成したの情報に基づいて、文書の指定した位置に差し込んで印刷する機能のことです。
  
  差し込み印刷を行う際には、名簿の情報とは別に、元となるラベルのデータを作成することが必要です。案内状や挨拶状などの送付の際によく使われ、複数の宛先に一斉に送る際に便利です。

差し込み印刷をする手順

今回は、既存の見積書を例に手順をご紹介いたします。

テンプレートPDFファイル作成しNetSuiteに保存する

1.Adobe® AcrobatエディターでテンプレートとなるPDFファイルを作成する

2.NetSuiteメニューより「ドキュメント」 > 「テンプレート」 >「PDFテンプレート」 >「新規作成」ボタンをクリック

3.名前、件名を入力し、1で作成したPDFファイルをアップロード。「保存」ボタンをクリック

差し込み印刷する

1. メニューより「トランザクション」 > 「営業」 > 「見積を作成」 >「リスト」、既存の見積をクリック。 

　2. 見積書に表示する項目を入力し、保存。（表示しない項目も必須項目であれば入力してください）

3.「新規作成」>「PDF」をクリック

4.「テンプレート」をクリック

5.テンプレート >「見積もりテンプレート」を選択し、件名に任意の件名を記載

6.「結合」をクリック。ダウンロードが始まります

7.見積書がダウンロードされました

8.テンプレートに見積内容が反映されています

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