NetSuite_tips:標準機能の意外と活用されていない、知ってると便利な機能をご紹介します。
はじめに
新規商談の追加、発注の承認など、NetSuiteの更新情報をChatworkに通知できるといいなと思ったことはありませんか?
Chatwork※のAPIとNetSuiteのSuiteScriptを組み合わせて実現することができます。
本記事では、その方法を詳しくご説明しています。
アイデア次第で様々な活用ができるのでとても便利な機能なので、ぜひ参考にしてみてください。
※Chatworkとは、ビジネス向けのコミュニケーションプラットフォームです。1つのプラットフォームでチャット、タスク管理、ファイル共有が可能で、リアルタイムでのコミュニケーションやビデオチャットが簡単に行えます。
※以下はビジネスプラン以上で利用可能、別途 APIの利用申請が必要となります。
1. Chatwork画面右上の「利用者名」をクリック。表示されるメニューの「サービス連携」を選択。
2.「サービス連携画面」>メニュー「APIトークン」を選択し、コピーする。
これでChatworkのAPIトークンの作成は完了となります。
NetSuiteのUser Event Scriptを使用し、レコード(今回は商談)が新規作成されるとChatworkに通知するようにします。
1.NetSuiteメニューより 「カスタマイゼーション」 > 「スクリプト」 > 「スクリプト」 を選択
2. 種類”ユーザイベント”を選択
今回は、作成済みのユーザイベントスクリプトを編集します。
3. クリプトを表示し、スクリプトファイルの”編集”をクリック
4.ChatworkのAPIトークンを用いてChatworkを呼び出す
5. スクリプトをデプロイする
今回は「商談」にデプロイします
1.「ダッシュボード」 >「トランザクション」>「営業」> 「商談を作成」をクリック、「商談」を新規作成し保存する
2.Chatworkに先ほど新規作成した”商談OPP000312”が通知されています
リンクを押すと、NetSuite上の”商談OPP000312”が表示されます
以上がNetSuiteのレコード追加をChatworkに通知する方法でした。
NetSuiteを探しに行くことなくプッシュ通知がくると、営業チームも迅速に対応できますね。アイデア次第で様々な活用ができるとても便利な機能です。
次回の記事もお楽しみに!
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