HubSpot⇔NetSuiteを動かしてみた

NetSuite_tips：標準機能の意外と活用されていない、知ってると便利な機能をご紹介します。

はじめに

インバウンドマーケティングのツールHubSpotとNetSuiteが連携できるといいなと思ったことはありませんか？

HubSpotにはNetSuiteと連携できる標準アプリが用意されています。

このアプリを使ってどのようなことが出来るか調査した結果、以下の３つが連携可能でした。

• コンタクト　NetSuiteのcontacts（連絡先）　⇄ 　HubSpotのコンタクト
• 会社　　　NetSuiteのcompany customers（顧客）　⇄　HubSpotの会社
• 取引　　　NetSuite Opportunities（商談）　⇄　HubSpotの取引

実際にどのようなことができるのかやってみます！

本記事では、実際にHubSpot⇔NetSuite連携を動かしてみた結果を記載します。

アプリのインストール手順については、前回のこちらの記事を参考にしてください。

HubSpot⇔NetSuite連携してみた

1. HubSpot → NetSuite連携

以下のシナリオでやってみます。

1. ウェブサイトのフォームから問合せを送信
2. HubSpotで[コンタクト]及び[会社名]が設定されていることを確認
3. 下記がNetSuiteに連携されているかを確認
   1. 連絡先 (NetSuiteのcontact)
   2. 顧客 (NetSuiteのcompany customers)

1. ウェブサイトのフォームから問い合せを送信

当社のウェブサイトの問い合わせフォームから必要項目を入力し、送信ボタンを押します。

2. HubSpotで[コンタクト]及び[会社名]が設定されていることを確認

HubSpotアカウントで、［ダッシュボード］>［コンタクト］に移動します。

米沢牛太郎が登録されています！詳細をみてみましょう。
名前のリンクをクリックします。

引きつづき、会社の登録状況を見てみます。
［コンタクト］> ［プライマリーの会社］をクリックします。

e-mailのドメインより会社名を取得して自動登録されています。賢いですね。

3. NetSuiteに必要情報が連携されているかを確認

NetSuiteアカウントでログインします。ダッシュボードから「米沢」を検索。

ヒットしたのは一件で、［連絡先］に”米沢 牛太郎”が登録されていました。

会社も”Yonechiku Lapman ヨネチクラップマン”が連携されています。
会社名をクリックし詳細を確認します。

［顧客］に”Yonechiku Lapman ヨネチクラップマン”が登録されているのを確認できました。

2. NetSuite → HubSpot連携

今度は逆向きの連携をやってみます。シナリオは以下となります。

1. NetSuiteで［顧客］および［連絡先］ を登録
2. HubSpotにそれぞれ連携されているかを確認
   1. コンタクト
   2. 会社名

1. NetSuiteで［顧客］ を登録

NetSuiteアカウントでログインします。［ダッシュボード］>［リスト］>［関係］>［顧客］に移動します。

必須項目、WEBアドレスを入力し、［顧客］を新規作成します。

［顧客］が新規登録されました。

2. NetSuiteで［連絡先］ を登録

NetSuiteアカウントでログインします。［リスト］>［関係］>［連絡先］に移動します。

必須項目を入力し、［連絡先］を新規作成します。

［連絡先］が新規登録されました。

HubSpotに連携されているか確認してみましょう！

2. HubSpotで［コンタクト］及び［会社名］が連携されているかを確認

HubSpotアカウントで、［ダッシュボード］>［コンタクト］に移動します。

上記で登録した ”余市太郎” が［コンタクト］に登録されています！

詳細を確認するため、名前のリンクをクリックします。

NetSuiteから連携されてきたことが分かります。

引き続き、会社名を確認します。

［ダッシュボード］>［コンタクト］に移ります。

「余市太郎」のプライマリーの会社 “ニッカウイスキー” をクリックします。
［会社］にも登録されていることが確認できました。

以上で、NetSuiteとHubSpotの連携の確認が出来ました。

NetSuiteとHubSpotの連携は双方向で行われ、アイデア次第で様々な活用ができるとても便利な機能ですね。

次回の記事もお楽しみに！

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